■赤い実の ”サネカズラ”とミノムシ2015年10月06日


なんとも艶やかな赤い実です。
別名”ビナンカズラ”と言うのですが、
数年程前、勝手に生えてきたので
フェンスに絡ませておいたら、
今年、初めて実を付けました。

なるべく他の植物の日照に影響がないよう、
枝を短く切り詰め、フェンスに細く長くかつ
水平に誘引しています。
実は。。。
この”サネカズラ”を剪定している時に
珍しい生き物を発見。。。



”ミノムシ”です!
昔は東京でも、どこでも見ることができましたが、
最近、”ニイニイゼミ”と同様に激減の一途で、
ほとんど見ることができなくなりました。

それが、目の前に居るではないですか!

しかも、これは。。。
大型の”オオミノガ”のミノムシのようです、
蓑の長さは5cmもあります。

外来種のヤドリバエによって
絶滅の危機に追いやられていますが、
よくぞ生き延びていました!
君、頑張れ!!

暗くなってからちょっとお邪魔して、
食事中も撮らせてもらいました(笑)



■”秋明菊”咲きました2015年10月13日


”秋明菊”が咲き始めました。
菊と名前がついていますが、アネモネの仲間です。

夏場、葉の展開時期にウドンコ病によくかかるので、
葉を整理して風通しを良くしたり、薬剤をかけたりと、
その対応に苦労させられています。
最近ではその薬剤の調合や散布が面倒になってきて、
市販されているハンディタイプのプッシュ薬剤で済ませています。
これなら薬を作りすぎてしまうこともなく、
ましてやエアゾールタイプのように、ガスの気化による低温で
葉を痛めてしまうことも無いので、
プッシュタイプの薬剤はとても重宝してます。

そんな苦労を知ってか知らずか、
和菓子の「練り切り」のような花に
ハナアブが食事にやって来ていました。

自分もハナアブのように、
和菓子の「練り切り」の中に。。。
こんな感じで埋もれてみたいものですネ(笑)


しかァし!
そのすぐ近くでは、大きな巣を張った
”ジョロウグモ”が罠を仕掛けていました。
この季節にしては、まだ小さいような気がしますが、
左側にある何個かの白い物は、
糸でグルグル巻きになった獲物達です。
そして右上には小さなオスのジョロウグモを従えています。
かわいそうなくらいオスって小さいですね!

う~ム。。。世の中のお父さんと似ているような。。。
気が付くと、このオスへ優しい目線をおくっている自分がいました(笑)




■もんたにゆ62号 1987春 「春嶺」2015年10月16日

1987年もんたにゆ62号 は 「春嶺」
表紙は瀬戸川明さんの「絵・耳二つ」

「耳二つ」とは谷川岳の別名です。
谷川岳は猫の耳のような双耳峰だからです。手前の峰を「トマの耳」、奥の峰を「オキの耳」と呼び、沼田あたりからも、この双耳峰はよく見えます。
関越道でも冬場に遠く赤城山と榛名山との間に、真っ白な「耳二つ」が見えると、今でも深い思いがよぎります。

■もんたにゆ62号 1987春 「春嶺」

 新人の頃、春山の合宿が谷川岳、”一ノ倉沢”だった時のこと。
その年、ある山岳会のクライマーが真冬の”一ノ倉沢”に入り、帰らぬ人となった。救助隊は出動したものの、厳冬期の”一ノ倉沢”は雪崩の巣窟となっていて、二重遭難の恐れから、捜索は打ち切られ、雪解けを待ってからの捜索となった。五月の連休に捜索が再開された時、私達は「友情捜索」ということで参加をした。他の山岳会もたくさん来ていて”一ノ倉沢”の出合いには、多数の天幕が張られた。

 五月の”一ノ倉沢”は想像もつかないほど大量の雪で埋めつくされていた。駐車場からそのまま雪の上を歩いてテールリッジへ行くこともできた。そのテールリッジは下1/3は雪に埋もれ、”ヒョングリの滝”も雪の下にあって、無雪期の”一ノ倉沢”では考えられない位置で、雪上を歩いている自分達が不思議に思えた。捜索はそのテールリッジの末端あたりを中心に行われた。

 捜索にはゾンデを使った。指定された区画内でゾンデを雪の中に突き刺しながら探ると、時々コツンと硬い感触がゾンデを通して手に伝わってきた。石の感触はすぐそれと判断できたが、雪崩で流された木や根は、やわらかい感触で伝わってくるので、遺体との区別がとても難しかった。
 疑わしい感触にぶつかると、雪掘りが始まった。雪掘りは雪の深さを考慮して、数メートル四方から掘り始め、1メートルほど掘り下げると、雪の運び出しを考えてステップをひとつ残し、そこからまた1メートル掘り下げると、またステップをひとつ残して四角い螺旋階段のように掘り下げていった。数メートルの深さに掘ってもまだ沢底は見えなかった。毎日この作業をして、この年の”一ノ倉沢”は雪の上にあっちこっちに四角い穴が掘られた。

 5月の”一ノ倉沢”といえども決して安全ではなかった。ブロック雪崩にたびたび見舞われたからだ。雪上には押出されたデブリと共に一戸建てぐらいの巨大な雪の塊がゴロゴロ転がっていた。南稜テラス辺りに捜索隊が見張りを配置してくれて、ブロック雪崩が発生する度に笛で知らせてくれたが、腹に響く雪崩の音を聞いてから雪崩本体を目視で確認するまでの間は極度に緊張させられた。特に背面の滝沢スラブからの雪崩に神経をすり減らした記憶がある。幸いに期間中、捜索場所まで雪崩が押し出してくることは無かった。

 こうした雪崩は決まって午後にやって来た。まれに朝、太陽が当たり始めると、雪塊がゆるんで崩落することもあったが、15時~16時頃が多かった。ドッドッドッドッと腹に響く大音響とともに、大きな雪の塊が大量に斜面を滑り落ちてくる。バキバキと木をへし折って吹っ飛んでくるのだ。やがてゆっくりと停止し、音もおさまると、”一ノ倉沢”は何事もなかったかのように、いつもの静寂に戻っていった。

結局、5月の連休に遺体は収容されなかった。
遺体は、新緑が眩しい6月遅く、"一の倉沢"の出会い近くで発見されたと後で聞いた。


※谷川岳:
新潟と群馬の県境にある山(標高1977m)。その東面にある”一ノ倉沢”は日本屈指の岩場で有名。
※ゾンデ(sonde=独語):
医療器具で体の中に差し込む細い探針棒。山では雪崩などで埋まってしまった遭難者をφ10mm程の鉄筋(L=3~4m程)で雪中に突き刺し、その感触で捜索する道具のこと。最近はプローブ(probes=英語)と言うらしい。
※ブロック雪崩:
全層雪崩の一種。稜線の雪庇などが春先にブロック化して一気に崩落したり、斜面に積もった雪が全層ごと滑り落ちる雪崩。雪の比重が重く、破壊力がある。
※デブリ(debris=英語):
直訳では”屑”、”ゴミ”。山では雪崩で押し出された堆積物のこと。主に雪の塊。


■”サザンカ”が咲き始めました2015年10月21日


2年前、
突然60cmほどの高さで一輪だけ花を付けたサザンカ。
思い返せば10数年前、
安易に伐採して以来、すっかり忘れ去られていた株でした。。。
(これについては、2012年12月3日のブログをご覧ください。)

近年になって突然蘇生。幼木が出てきて、
今年は高さ1mにまで育ち、蕾をたくさん付けました。
もう完全復活ですね。
こんな綺麗なサザンカを、当時あっさりと処分してしまった
ことが信じられません。

ところで。。。
この花の香りにつられてか”オオスズバチ”
(やや小ぶりなのでコガタスズメバチかも)
(※20日に確認→コガタスズメバチでした)
がやってくるようになり、
昨日は、私と動線が交錯して危うくぶつかりそうになりました。

彼はサザンカに向かって一直線に突っ込んできました。
その時、私はその気配にまったく気づかず、
無防備に横切ってしまいました。
あッと思った時、
重低音の羽音が顔面の直近を横切りヒヤッ!としました。
なんと!彼のほうが巧みにΩ形にかわしたのです(笑)
こういう時は無意味に動かない方がいいので、
一瞬、「石」となり、、(汗)
静かにその場から離れました。
あぶネェ~!


下の写真は1週間ぐらい前に咲いた1番花。
ピンクの発色がとても濃かったです。↓


■週末の山は秋だった!2015年10月26日

土曜日に娘夫婦と山に行ってきました。
大月にある小さな山ですが、日ごろ運動不足の自分にとっては、チャレンジ。
稜線は色付き始めた木々がトンネルになって、
気持ちの良い風が吹き抜けていました。




山頂ではお昼時間がたっぷり取れたので、
通常の山では考えられない食事が次々と。。。
娘が前日から仕込んでくれた牛スジ煮込みを
絶景を見ながらいただき。。。
ハイライトはなんと!
「肉祭りィ」
山頂でステーキ&カルビです!!!
山へ何しにいったのか判らなくなるくらいの幸せグルメでした。
お腹がいっぱいで、せっかく持ってきてくれた白玉アズキはもう無理!



秋の日差しは紅葉のカーテンから柔らかく差し込んで、疲れた体を癒してくれます。
あと一週間もすれば、かなりの色付きになるでしょうね。
楽しい一日でした。





途中咲いていたリンドウ

野菊(ユウガギクかイナカギク同定できず)

恒例ですが、翌日はカクカクとロボット歩きの筋肉痛でした(笑)
けっこう辛いですぅ。


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